代表幹事の発言

「平成8年分政治資金収支報告書」について

社団法人 経済同友会
代表幹事 牛尾 治朗

昨年10月に小選挙区比例代表並立制における初めての衆議院議員選挙が行われ、政治改革4法が一通り実施されたことになる。これまで、衆・参議員選挙の年は、政治資金の収入が増える傾向にあったが、昨年の収入が対前年比で減少していることは、政治改革の成果の一端を示す事実として評価したい。とはいえ、今回の発表では、具体的な支出項目や地方分が明らかではない。今後これらの発表を見ながら、99年の政治資金規正法の見直しに向けて、具体的な検討をしていく必要がある。

以上

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