代表幹事の発言

酒巻野村證券元社長逮捕について

社団法人 経済同友会
代表幹事 牛尾 治朗

民間主導の金融システムに向けて大胆に改革しようとする時に、主役である金融界から不祥事が起こったことは誠に残念である。

官から民への流れの中で、民間の信頼性をなおさら高めなければならない時に、その信頼性を損なうようなことが多発しているが、だからといって改革への道を止めてはならない。

元社長の逮捕という報に接して、トップの責任の重さを痛感するとともに、事実関係を明らかにして、個別責任も明確にする必要があると思う。

グローバルに通用するコーポレート・ガバナンスを確立し、情報の公開によって市場の透明性を示すことで問題解決を図るしかないだろう。

以上

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